エコリフォームで快適な家に

家をリフォームするのなら、せっかくですからエコにも気を遣いたいですよね。 節電志向等の高まりによって注目されている「エコリフォーム」には「部屋単位で断熱する方法」や「家全体を断熱する方法」等があります。 部屋単位でのリフォームだと、必要な部屋だけを改修すればよいので工事の規模や期間も少なく済みますが、家全体となるとやはり快適化＋省エネに効果が期待は出来ますが、規模や期間もそれなりに大きくなってきてしまいます。 リビング等の使うことが多い部屋に限定して快適な温度環境にすれば高い費用対効果によって冷暖房にかかる電気代を減らすことが出来るのです。 部屋単位のいいところは、住んでいながらリフォーム工事が出来るというところが大きいでしょう。 例えば、冬、エアコンをつけていても足元が寒くてストーブも一緒につけてようやく温かくなる……なんてこともあると思います。 そこで、断熱効果のあるものに変えると、6.7℃も温かくなるのです。 逆に夏の場合だと、外の熱が入りにくくなるので、部屋の中も涼しく感じます。 このように、少ないエネルギーで快適に過ごすことが出来るようになりますので、地球にも優しく、電気料金も減るので財布にも優しいというわけです。 こういったリフォームは、壁や窓、床を外したり取り壊したりすることなく、既存の物の上に取り付けるだけとなっているので引っ越しもしなくて大丈夫ですし、非常に短い期間(最短で1日)で工事が終わるのが特徴です。 ただ、このリフォームも注意点があります。 冬場のお風呂は非常に寒いですが、浴室には出来ないものになっていますので、そういった場合は冷暖房器具等を併用して部屋を暖めていくとよりよい効果を得られます。 また、和室は畳の厚さを変えないと床の高さが上がってしまい、壁は柱が表に出ているとこのリフォームは少し難しくなってきてしまいますので気を付けましょう。 このように、断熱材を使うだけでもエアコンの温度を冬場は低目に、夏場は高めに設定しても快適に過ごせますので、こういった点も見てみるとよいでしょう。